投手・大谷、「ついに壁にぶち当たる」もデビュー3登板で19Kは球団タイ記録

メジャー3試合目の登板にして初黒星を喫したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
メジャー3試合目の登板にして初黒星を喫したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ここまでの19三振はすべて空振りで奪う

 メジャー3試合目の登板にして初黒星を喫したエンゼルス大谷翔平。ア・リーグ東地区首位のレッドソックスと激突した17日(日本時間18日)の一戦では右手中指のマメも影響し、2回3失点でマウンドを降りた。チームも1-10と大敗。その裏で、二刀流右腕の先発登板試合では記録も打ち立てられた。

 この日の大谷はスプリット、スライダーなどの決め球が思うように決まらず、奪った三振は1つのみ。しかし球団発表によると、デビュー3試合で19奪三振は1992年のティム・フォートゥーノと並ぶ球団記録タイ記録となった。ここまでの19三振は全て空振りで奪っている。

 また、ア・リーグ西地区首位のエンゼルスとレッドソックスの対戦に加え、二刀流右腕の先発登板となったことも影響し、この日は完売の4万4822人が来場。これは1998年のスタジアム改装後、2番目に多い数字となったという。最多は2016年5月19日のドジャース戦の4万5007人となっている。

 試合後、米ヤフースポーツは3戦目にしてメジャー初黒星を喫した23歳について「ショウヘイ・オオタニの流星のごとき躍進は、火曜日についに壁にぶち当たった」とレポート。「彼の変化球のコマンドは、最初の2度の先発登板には遠く及ばないものだった」と伝えた。投手・大谷はここから立て直し、マウンドで再び輝きを放てるか。今後の飛躍が期待される。

(Full-Count編集部)

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