170キロ大学生の“魔球”が「気持ち悪い」 急激変化は「バットが2倍でも打てない」

テネシー大学のベン・ジョイス【写真:Getty Images】
テネシー大学のベン・ジョイス【写真:Getty Images】

テネシー大学のベン・ジョイスは、ジョージア大戦で4回3安打3失点6奪三振

 米大学野球史上最速となる105.5マイル(約169.8キロ)をマークしたテネシー大学のベン・ジョイス投手。14日(日本時間15日)のジョージア大戦では、直球だけではなく変化球にも注目が集まった。右打者から逃げていく軌道のスライダーに「気持ち悪い」とファンも驚いている。

 先発マウンドに上がったジョイスは初回から大きく曲がるスライダーでカウントを稼ぐ。1死一塁からはコナー・テイトを0-2と追い込むと、外角低めボールゾーンへのスライダーで空振り三振を奪った。思わず手を出した打者のバットが全く届かないほどの変化だった。

 ピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は、この1球を動画で紹介。ファンからは「不公平すぎる」「打者に同情する」「バットが2倍の長さでも打てない」との声が寄せられた。この日は4回3安打3失点6奪三振。これまでは救援メインだったが、先発で結果を残せばドラフトの注目株になりそうだ。

【実際の映像】最速170キロ大学生の「気持ち悪い」スライダ―

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