大谷翔平に指揮官が“お願い”「8回までいってもいいよ」 雪辱4勝目へエースの期待

試合前にメディアに応じたエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:小谷真弥】
試合前にメディアに応じたエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:小谷真弥】

エ軍2戦17失点…2連敗中でブルペン陣がお疲れ気味

■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間19日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地のレンジャーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場する。今季4勝目を目指す先発登板に向けて、ジョー・マドン監督は「エンゼルスがリードした状態で7回まで投げてブルペンから2人が登板。そんな展開が見たいね。8回までいってくれてもいいよ」と“お願い”を出した。

 エンゼルスは16日(同17日)からのレンジャーズ戦で2連敗。2戦17失点するなどブルペン陣がお疲れ気味だ。19日は休養日だが、大谷にエースとしての役割を期待した。

 前回登板11日(同12日)の本拠地・レイズ戦では6回2安打1失点。20連戦最終戦で疲れが見える中で今季3度目のクオリティ・スタート(QS)を達成した。大谷の今季のコンディションについて、マドン監督は「一緒に働きはじめてからのことしか知らないが、2020年は多くの問題があった。2021年は圧倒的な成績を残した。ラプソードのデータをたくさん取って、オフシーズンにいい練習をした。素晴らしいコンディショニングにいる。昨年と大きな違いは見受けられない」と話した。

 4月14日(同15日)の敵地・レンジャーズ戦では3回2/3で6安打6失点でKO。シーズン2敗目を喫した。雪辱の勝ち星を目指す。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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