快進撃エンゼルスに「3人のMVP候補」 大谷翔平&トラウトに次ぐ“第3のスター”
「ジ・アスレチック」も注目…大谷&トラウトに次ぐ“第3のスター”
8年ぶりのプレーオフ進出を目指すエンゼルスは、今季ここまで24勝16敗でア・リーグ西地区2位につけている。近年低迷してきたチームが生まれ変わったような快進撃に、米メディアも注目している。スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「MVP候補が3人?」と特筆。昨季のMVP・大谷翔平投手や過去3度MVPに輝いているマイク・トラウト外野手だけでなく、“第3のスター”の存在を挙げている。
チームは19日(日本時間20日)時点で40試合を戦い、シーズンの4分の1を消化。大谷はまだ本塁打量産とはいっていないものの、8本塁打をマーク。投手としても3勝を挙げ、同メディアでも「OPS.753と防御率2.82の組み合わせを見ると、彼がMVP候補者リストの上位であることは否めない」と評価は揺るぎない。
昨季は故障に泣かされたトラウトも、本来の姿が戻りつつある。チーム最多11本塁打は、シーズン45発ペース。今季の平均打球速度93.2マイル(約150キロ)は、キャリア通算91.4マイル(約147キロ)を上回っている。
この2人は順当と言っていいが、同メディアは「もう1人、誰も予想だにしなかった選手がいる」と強調。打率.375、出塁率.488、長打率.721、OPS1.209といずれもメジャートップに立っているのが、28歳のテイラー・ウォード外野手だ。シーズン通して好調を維持することは難しいと予想しながらも「彼は依然として球界で最高のオフェンシブプレーヤーだ」と述べた。
大谷が8本塁打27打点、トラウトが11本塁打23打点、ウォードが9本塁打23打点。さらに直近で5番を担っているジャレッド・ウォルシュ内野手も8本塁打26打点、苦しんでいるアンソニー・レンドン内野手でさえ5本塁打21打点をマークしている。1番からクリーンアップまでの5人で実に41本塁打120打点で「非常にデンジャラスだ」とまとめた。
(Full-Count編集部)