大谷翔平、無安打3三振も指揮官「彼を信頼」 21日ジャイアンツ戦もDH起用へ
大谷3三振もソーシア監督厚い信頼「ショウヘイの状態に自信持っている」
エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の本拠地レッドソックス戦に初めて「6番・DH」でスタメン出場したが、4打数無安打3三振に終わった。第1打席はヒット性の当たりを放つも相手のシフトに阻まれ遊ゴロに。その後は3打席連続で空振り三振に倒れた。エンゼルスも2-8と完敗で3連敗。試合後、マイク・ソーシア監督は「今日は打たせてもらえなかったけど、1試合に過ぎないからね。彼には信頼を置いているんだ。また明日も打席に立つことになるね」と話し、20日(同21日)のジャイアンツ戦も起用する方針を示した。
大谷は1点を追う2回1死一塁の第1打席で左腕ロドリゲスの直球を捉えたが、遊撃手が二塁ベースの後方を守るシフトに阻まれ、遊ゴロに。その後はロドリゲスのチェンジアップに対応できず、2打席連続で空振り三振に倒れた。さらに6点を追う9回の第4打席では救援右腕ケリーの97マイル(約156キロ)のツーシームで空振り三振に終わった。この日は4打数無安打3三振だった。
エンゼルス打線も貧打に苦しみ、この日は4安打のみ。試合後、ソーシア監督は「打者たちはみんな苦しんでいたね」と振り返りつつ、「でもショウヘイの現在の状態には自信を持っているよ。今日は打たせてもらえなかったけど、1試合に過ぎないからね。彼には信頼を置いているんだ。また明日も打席に立つことになるね」と話した。
大谷はこれで野手スタメン試合での連続安打が7でストップ。それでも打率.324、3本塁打、11打点、OPS1.054と依然高い数字を記録しており、指揮官からも大きな期待が寄せられている。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)