大谷翔平の“幻の12号”は「本塁打かと思った」 ヤ軍監督も冷や汗「驚いた」
ブーン監督がジャッジの美技を絶賛「パニックになったり、焦ることもなかった」
■ヤンキース 9ー1 エンゼルス(日本時間1日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は5月31日(日本時間6月1日)、敵地でのヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で放った大飛球は、ファインプレーに阻まれる“幻の本塁打”となった。試合後、ヤンキースのアーロン・ブーン監督も「インパクトの瞬間は本塁打かと思った。だから少しだけ驚いた」と振り返った。ヤンキースの地元放送局「YESネットワーク」などが伝えている。
ヤンキースの先発左腕モンゴメリーと対峙した初回1死の第1打席だった。中堅へ打ち上げた大飛球。飛距離413フィート(約125.9メートル)で外野フェンスを越えるかと思われたが、中堅手のジャッジが絶妙なジャンピングキャッチ。NYファンはどよめき一転、歓喜した。
ブーン監督はジャッジの好守を絶賛。「彼のあの場面での動き方がよかったと思っている。パニックになったり、焦ることもなかった。打球がかなり高かったので、少しゆとりをもって打球をキャッチできるポジションに入ることができたと思う」と振り返った。
大谷は6回の第3打席で痛烈な右前二塁打ち、4打数1安打で打率.249に。チームは1-9で大敗し、今季ワーストの6連敗となったが、敵地に冷や汗をかかせた打球で爪痕を残した。
(Full-Count編集部)