大谷翔平は「全ての能力を持っている」 マドン監督が語る二刀流の価値とは?
トラウトは「リーダーの資質がある」、監督は「あと数年やりたい」
エンゼルスのジョー・マドン監督が「FOXスポーツ」でケン・ローゼンタール記者の独占インタビューに応じた。FOXスポーツのツイッターで公開されたところによると、大谷翔平投手やマイク・トラウト外野手についても語っている。
今季のエンゼルスが過去と違うと見られているのはなぜだと思うかという質問に、マドン監督は「我々はこれまでよりいい状態だ。これまで大きな才能を持った選手たちは若かったが、少し経験を得た」と自信をのぞかせた。
トラウトについて「彼は(リーダーとしてチームを)リードしたいと思っている。私にとってチームをリードするということは、日常的に自分より他人を優先するということ。それがリーダーの役目。彼は資質がある」と人間性を称えた。
また大谷について聞かれると「昨年のパフォーマンスをリピートできればいい。彼のやっていることを我々はやったことがない。彼はこのスポーツで、誰よりもセンスがある」と改めて二刀流の価値を口にした。
「多くの人はマイクやショウヘイがどんなに大きいか知らないだろう。彼(トラウト)の横に座ると、彼がどんなにデカいかよくわかる。そして試合を見ると、彼は本当にうまくて動きもスムーズで、唯一無二の選手だ。ショウヘイの横に立っていると、彼も同じであることがわかる。投げるだけ、打つだけではなく全ての能力を持っている。率直に言って光栄だ」
最後に、あとどれくらい監督をやりたいか問われると「あと数年やりたい。ここでね」とエンゼルスでまだ指揮を執り続ける意欲を見せていた。
(Full-Count編集部)