大谷翔平、自己最悪3被弾で4敗目「ヤ軍はいいチーム」「パフォーマンスが良くない」

取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:木崎英夫】
取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:木崎英夫】

4回途中3被弾4失点KO「いい流れを持ってこられない投球」

■ヤンキース 6ー1 エンゼルス(日本時間3日・ニューヨーク・Wヘッダー第1試合)

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたヤンキースとのダブルヘッダー第1試合で今季4敗目(3勝)を喫した。「2番・投手兼DH」で投打同時出場したが、4回途中8安打4失点。渡米後ワーストタイ1試合3被弾と試合を作れなかった。「いい打線なので。こちらにいい流れを持ってこられないピッチングだったなと思います」と肩を落とした。

 苦しい投球となった。初回にカーペンターに先頭打者弾を浴びると、2死後、トーレスに右中間ソロを献上。3回にはジャッジに左中間ソロを許した。1試合3被弾はキャリアワーストタイ。3回0/3で8安打4失点、1四球3奪三振。5月5日(同6日)の敵地・レッドソックス戦以来の勝ち星はならなかった。

 ヤンキース戦はキャリア2試合目の登板。「ルースが建てた家」と呼ばれるヤンキー・スタジアムでは昨年6月28、29日(同29、30日)に1試合2発を含む3本塁打をマークしたものの、先発マウンドに上がった同30日(同31日)は制球難に苦しみ、2/3回で2安打5四死球で7失点KOとなっていた。同球場では2試合登板して計3回2/3で10安打11失点、6四死球、3奪三振。防御率27.00と鬼門となっている。

 大谷は「もちろんいいチームだというのもあります。サンプルが少ないので、なんとも言えないですけど、いいチームだというのと、自分の調整、パフォーマンスが良くないなところかなと思います」と振り返った。ダブルヘッダー第2試合へ向けて、「今は調子が悪いですけど、必ずこういう時があると思うので。こういう時に取れるように。今日も1試合あるので、切り替えて頑張りたいと思います」と前を向いていた。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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