大谷翔平は“取材疲れ”を「表に出さない」 トラウトが感嘆するメディアへの敬意
大谷への取材過熱も…「報道陣の皆さんに対して敬意を払っている」
■フィリーズ ー エンゼルス(日本時間4日・フィラデルフィア)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が3日(日本時間4日)、同僚の大谷翔平投手が見せる“神対応”について力説した。この日に敵地で行われるフィリーズ戦前に会見。過熱するメディアの取材に対し、変わらぬ姿勢で応じている二刀流の姿に感嘆した。
トラウト自身がフィリーズの本拠地・フィラデルフィアにほど近い米ニュージャージー州南部の街で育ったということで開かれた会見。報道陣から大谷のプレーぶりについて問われると、「彼のプレーを見て、毎日インタビューをしている。(メディアの人たちに)勘違いしないでほしいが、長いシーズンを過ごす中で彼にとっては恐らく疲れることだと思う」と強調。その上で「だけど彼はそれを表に出さない。報道陣の皆さんに対して敬意を払っている」と語った。
大谷は前日2日(同3日)のヤンキースとのダブルヘッダーで、第1試合に「2番・投手兼DH」で投打同時出場。続く第2試合は「2番・DH」でグラウンドに立った。ダブルヘッダーの1試合目で投手として先発し、2試合目で投手以外として先発するのは1945年9月2日(同3日)のジミー・フォックス以来77年ぶり。今季も投打でフル回転が続く。
トラウトも「普段から知られていることだけど、彼がリトルリーグでプレーするようなメンタリティで試合をしている姿を見るのは最高なこと」と改めて敬意。「調子がいい時でもそうでない時でも、姿は変わらない。毎日もっといい選手になろうとしている。だから昨年MVPがとれたんだよ」と進化の側面を紐解いた。
(Full-Count編集部)