大谷翔平、2三振で2試合連続無安打 Wヘッダー明けでお疲れ? エ軍は9連敗
前日ダブルヘッダーからの強行軍、MVP対決はハーパーに軍配
■フィリーズ 10ー0 エンゼルス(日本時間4日・フィラデルフィア)
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地でのフィリーズ戦に「2番・DH」で出場。3打数無安打2三振、1四球に終わり、打率.240に。2試合連続無安打でチームも0-10と惨敗。6年ぶりの9連敗となった。
メジャー5年目にして、フィリーズとは初対戦。先発の28歳右腕ザック・エフリンに完敗だった。初回無死一塁の第1打席は際どいボールに見逃し三振に倒れ、思わず首を振って不服そうな表情。3回2死の第2打席は四球を選び、6回先頭の第3打席は二直だった。8回1死の第4打席は外角のシンカーにバットが空を切った。
大谷は前日2日(同3日)、ヤンキースとのダブルヘッダーで、第1試合では「2番・投手兼DH」で投打同時出場。さらに第2試合は「2番・DH」で出場した。ダブルヘッダーの1試合目で投手として先発し、2試合目で投手以外として先発するのは1945年9月2日(同3日)のジミー・フォックス以来77年ぶり。疲れを心配する声もある中、バットから快音は生まれなかった。
フィリーズはこの日、ジラルディ監督を解任。トムソンベンチコーチが代行で指揮を執る中、5発で快勝。主砲ハーパーは2打席連発の躍動で、大谷との“昨季MVP対決”に完勝した。
(Full-Count編集部)