ヤンキースは“イチローのマリナーズ”を超えられるか? 狙えるシーズン最多勝
60試合終了で44勝はシーズン119勝ペース、各指標でも他球団リード
ヤンキースが絶好調だ。12日(日本時間13日)現在、44勝16敗の勝率.733でアメリカン・リーグ東地区の首位を独走する。2位のブルージェイズに8.5ゲーム差をつけているほどだ。あまりの強さに、イチローが在籍した2001年のマリナーズが記録した単独シーズンの最多勝記録「116」を超えるのではないかと指摘されている。
60試合終了時点での44勝は、162試合に換算すれば119勝ペース。今の勢いで勝ち続ければ、記録の更新も夢ではない。ヤンキース地元紙の「NYポスト」は「ものすごくホットなヤンキースにとって、唯一のチャレンジは、歴史的なことだけだ」という記事で快ペースを伝える。
12日(同13日)のカブス戦に18-4で大勝した試合を「試合が始まる前にほぼ決着がついているようなものだった」と伝えるこの記事は、ヤンキースがOPS(.758)、長打率(.434)、本塁打(94)、防御率(2.84)、WHIP(1.06)、被本塁打(47)など各種チーム記録で圧倒的に他球団をリードしているとした。
その上で、「現在のヤンキースのターゲットは、才能豊かなブルージェイズ、スマートなレイズ、嫌われ者のアストロズなどではもはやない。野球の歴史に名を残すかということだ。彼らは、現在119勝ペースで進んでおり、このままいけば2001年マリナーズが記録したシーズン勝利の最多記録、116勝を超えることになる」としている。
記事によれば、歴史的なペースで勝ち進んでいることについて119勝ペースで進んでいることについて主砲アーロン・ジャッジ外野手は、「このペースを維持することは難しい。だけどもし、それが可能なチームがあるとすれば、我々のチームだろう」と語っている。
(Full-Count編集部)