大谷翔平、会心2発で日本人初の8打点 9回土壇場同点3ランも…延長「なおエ」で2連敗
6回に8試合ぶりの14号3ラン&9回劇的な同点15号3ラン
■ロイヤルズ 12ー11 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦に「3番・指名打者」で出場。2本塁打を放つなど自身最多の8打点と牽引したが、チームは延長11回の末に11-12で敗れた。
大谷は初回に中前打で2試合連続安打とすると、6回無死一、二塁で迎えた第3打席だった。右腕・ヒースリーの甘く入ったフォーシームを中堅右へ運んだ。打った瞬間、本塁打と分かる8試合ぶりの“確信弾”は、打球速度111.5マイル(約179.4キロ)、飛距離423フィート(約128.9メートル)、打球角度25度だった。
7回の第4打席は中犠飛。さらに本拠地が総立ちとなったのは7-10の9回1死一、二塁だった。右腕バーロウのカーブを完璧に捉えて右翼席へ。土壇場で同点に追いつく一発に、力強くガッツポーズして絶叫した。打球速度113.5マイル(約182.7キロ)、飛距離438フィート(約133.5メートル)、打球角度32度。
チームは延長11回に7番手のキハダがメリーフィールドに右翼線への決勝二塁打を浴びた。11回1死一、三塁の第6打席で左犠飛を放って1点差とした大谷だったが後続が続かず。2発8点の大暴れも実らず、2連敗となった。米スポーツ局「ESPNスタッツ&インフォ」のツイッターは、1試合8打点は日本人初であることを伝えた。
(Full-Count編集部)