大谷翔平は「格段に優れた選手」 エ軍17番先輩は安堵「現役じゃなくて良かった」
背番号17だったアースタッド氏は2002年WS制覇に貢献「背番号17ではなかっただろうね」
エンゼルスOBのダリン・アースタッド氏が22日の本拠地・ロイヤルズ戦前に行われたワールドシリーズ制覇20周年セレモニーに出席した。現役時代に背番号17を付けていた同氏は「今、現役じゃなくて良かったよ。背番号17ではなかっただろうからね」と語った。
アースタッド氏は1995年ドラフト1巡目(全体1位)でエンゼルス入り。2000年に打率.355、240安打、25本塁打、100打点、28盗塁と活躍した。オールスター戦に2度選出され、3度のゴールドグラブ賞を受賞。そんな名選手でも大谷は“格別”のようだ。「私より格段に優れた選手だからね。見ていて本当に楽しい選手だね」と声を弾ませた。
今は球団OBとして後輩たちの勇姿を見守っている。「彼が登板して初回を投げ、トラウトが打席に立つ。その時私はTVをオンにするんだ」と語った。この日の大谷の躍動もしっかり目に焼き付けたに違いない。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)