大谷翔平の特大140m弾に「また、ワオ!」 監督代行は“本調子”確信「ずっといい」
フィル・ネビン監督代行「彼の打席の状態が気に入っている」
■マリナーズ 5ー3 エンゼルス(日本時間26日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地でのマリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。3回の第2打席で3試合ぶりの超特大140メートルの16号ソロを放った。チームは2連敗で空砲となったが、フィル・ネビン監督代行は試合後「また『ワオ!』というような瞬間だった」と改めて驚嘆した。
3回2死の第2打席でバットを一閃した。衝撃的な打球が、大熱狂の右中間スタンドに着弾。外野手は早々に諦めて全く動かなかった。打球速度118マイル(約189.9キロ)と爆速で、飛距離462フィート(約140.8メートル)の今季最長の驚愕アーチだった。
5回1死二塁の第3打席では、一塁が空いていたために申告敬遠。スタンドからは大ブーイングが起きた。一発出ればサヨナラの9回2死一、二塁の第5打席では右飛に。ネビン監督代行は「最後の打席はあと少しのところで打ち損じてしまった。強い打球だったがトップスピンがかかっていた」と振り返った。
それでも5試合連続安打で、3発とノッてきたのは確か。21日(同22日)のロイヤルズ戦で2本塁打を放った際に「2本どデカいのを打った」と目を見張っていた指揮官は、「彼の打席の状態が気に入っている。この1週間はずっといいスイングをしていた」とさらなる躍動を予感した。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)