エンゼルス、MLBタイ20三振 エ軍首脳は意気消沈「うまく打てなかっただけ」

試合後の取材に応じたエンゼルスのビル・ハセルマン捕手コーチ【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じたエンゼルスのビル・ハセルマン捕手コーチ【写真:小谷真弥】

サヨナラ負けで3連敗、トラウト3戦9三振と絶不調「誰だって不調な時期はある」

■アストロズ 4ー2 エンゼルス(日本時間4日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地・アストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した。3回の第2打席で左前適時打を放ち、4打数1安打1打点。打率.262となった。チームは球団ワーストでメジャー記録に並ぶ20三振を喫してサヨナラ負け。3連敗で今季最多の借金7となった。

 アストロズ先発のバルデスに先発全員13三振を食らうと、途中出場選手のバットも空を切った。頼みのトラウト、大谷、ウォードの中軸が揃って2三振。ネビン監督代行の代行の代行として指揮を執ったハセルマン捕手コーチは「彼らがいい投球をして、私たちがうまく打てなかっただけだ。彼らが私たちに対していい仕事をして、私たちは攻略できなかった」と唇をかんだ。3戦48三振はメジャー記録と屈辱的な3連戦となった。

 トラウトは3戦11打数無安打で9三振。「将来の殿堂入り選手だ。また復調するよ。シーズンは長いから誰だって不調な時期はある。最高の選手であってもね。いま抜け出そうとしているところで、彼ならそうできると確信しているよ」とハセルマン捕手コーチは語った。チーム浮上の光がなかなか見えてこない。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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