大谷翔平の“鋭利魔球”は「見たことなかった」 打席で体感した同僚が語る衝撃
メジャー昇格を果たしたステファニックはキャンプで大谷と対戦
エンゼルスの大谷翔平投手は、低迷するチームをエースとして盛り立てている。6月には自身4連勝。力でねじ伏せる剛速球はさることながら、鋭利な魔球も実に厄介。3日(日本時間4日)にメジャー昇格を果たしたマイケル・ステファニック内野手は、キャンプでの対戦を振り返り「あんな風にウィッフルボールのような動きをする球は見たことがなかったよ」と証言している。
大谷の“魔球”は、スプリットだけではない。米メディア「KTVB」のジェイ・タスト氏によると、ステファニックはキャンプでライブBP(実戦形式の打撃練習)をした際の記憶をたどり「彼は外角いっぱいに決まるフロントドアのカットボールを投げてきてね」と強調。面白いように曲がる軌道に「かなりクレイジーだね」と驚きを表現した。
今季の投手・大谷は凄みを増し、他球団にとっては難攻不落の存在となっている。6月は4勝1敗で防御率1.52をマーク。シーズン折り返しを迎え、投壊が止まらないチームにおいて孤軍奮闘している。次回登板は今月6日(同7日)の敵地・マーリンズ戦。チームメートも驚く魔球で、打者をねじ伏せていく。
(Full-Count編集部)