大谷翔平、驚異の空振り率45%“魔球”が「エグい球」選出 「間違いなく最高の球」
「ピッチング・ニンジャ」選出「先週のエグい球」にランクイン
エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)のマーリンズ戦で先発マウンドに上がる。前回先発した6月29日(同30日)のホワイトソックス戦では6回途中無失点で7勝目を挙げたが、6回に投じた縦に大きく割れるカーブが、「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が選出した「先週のエグい球」2位にランクイン。米メディア「FOXスポーツ」が紹介している。
大谷は6回、ルイス・ロバートを81マイル(約130.4キロ)のカーブで空振り三振に仕留めた。同メディアは「カーブは彼の中では4番目の球かもしれないが、だからといってエグくないというわけではない」と評価。速球とスプリットのイメージが強いが、カーブの空振り率(空振り/スイング)が45%であることに触れ「このカーブは間違いなく今季彼の最高の球の1つだ」と称賛した。
もう1つ、注目したのは表情だ。「ピッチコムを使ってサインを確認する彼の仕草は笑いを誘う。もしかすると、ボールにどの球種になりたいか聞いているのかもしれないが!」。電子機器を通じて捕手とサイン交換した際、ボールを持った右手を頭の近くに寄せて険しい表情で首を振り、その後うなずいている。投球以外の様子も、ファンから注目されている。
なお、「先週のエグい球」の1位はスペンサー・ストライダー(ブレーブス)の102.4マイル(約164.8キロ)の速球だった。ストライダーはナ・リーグの新人王候補と目されている。
(Full-Count編集部)