大谷翔平、マイアミビーチ誘惑も「ずっと寝てました」 究極の“禁欲生活”で8勝目

試合後の取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

マイアミのビーチが目の前も「行ってないですね。ずっと寝てたんで」

■エンゼルス 5ー2 マーリンズ(日本時間7日・マイアミ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地・マーリンズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季8勝目を挙げた。初回に4試合ぶりに失点したものの、7回10奪三振2安打1失点と好投。バットでは同点の5回に勝ち越し2点タイムリーを放った。チームは5-2で快勝し、連敗を4で止めた。投打フル回転の裏には、“禁欲生活”があったようで……。

 マイアミ入りした4日は休養日。アメリカ独立記念日で祝日。リゾート地のマイアミでは各地で花火が打ち上げられ、ビーチは多くの若者で賑わっていた。チーム宿舎は青い海を一望できる抜群の立地で、ビーチは徒歩圏内。しかも大谷にとっては28歳の誕生日前日だった。気分転換も兼ねて、オフの日ぐらいはビーチに散歩へ繰り出しても……。そんな“誘惑”にも動じなかった。

「行ってないですね。行こうかなと思いましたけど、ずっと寝てたんで。マッサージやってもらったりとか」

「街もきれいですし、オフはありましたけど、そうですね、気分転換というか、雰囲気は多少街ごとに違うので明るい雰囲気が良かったのかなと」

 満票MVPに輝いた昨オフも受賞決定前後に都内施設でトレーニング。夜も上京していた母・加代子さんと食事すると明かしていた。

「健康で終えたいなというのが一番。毎年そうですけど。無事にシーズンしっかりと戦って、そこで残った数字がオフシーズンの反省点になるので、まず1試合1試合、元気に頑張りたいなと思います」

 28歳も大谷はらしさ健在だ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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