ドラ1でファンため息も…「絶対活躍する」 阪神・大山の躍進を“予言”した元オリ戦士
元オリックスの塚原頌平氏はつくば秀英高で阪神・大山の2学年先輩
阪神の大山悠輔内野手が、3日の中日戦で通算100本塁打を達成した。658試合目で放った節目の一発は、球団日本人では4番目のスピード達成だった。2016年のドラフト会議で1位指名を受けた時は、会場に集まったファンからの“ため息”にも似た声が響き渡ったのは記憶に新しい。だが、ここまでの活躍を信じて疑わなかった男が当時、オリックスに存在していた。
「あいつ絶対に活躍しますよ。簡単にホームランも打つし、人間的にも素晴らしい。なんで、ファンは批判的な声だったんですかね? 分かってないなぁ」
6年前のドラフト直後、その年のオールスターにも出場したオリックスの塚原頌平投手は不思議そうな表情を浮かべていた。大山は茨城・つくば秀英高の2学年後輩にあたり、2010年夏の県大会では3年だった塚原氏が3番、1年生の大山は4番に抜擢されるほどの逸材だった。