トラウタニに「一歩も引きたくない」 強気の完封リレー、オ軍7連勝でPO圏3.5差
オリオールズは2017年8月以来5年ぶり7連勝
■オリオールズ 1ー0 エンゼルス(日本時間10日・ボルティモア)
オリオールズのディーン・クレーマー投手は9日(日本時間10日)、本拠地・エンゼルス戦で5回2安打無失点と好投し、今季3勝目を挙げた。自己最多タイ7三振を奪い、2017年8月以来5年ぶりの7連勝に導いた。「可能な限り長いイニングを投げることを目標にしている。一番大きなプレーは(トラウトの)併殺打かな。本当に大きなプレーだった」と喜んだ。
トラウト、大谷と並ぶ上位打線を強気の投球で押し切った。大谷との対戦では初回2死、9球目で四球を与えたものの、3回1死一塁は6球目、高めのカットボールを振らせて空振り三振。トラウトには5回1死二塁で三ゴロ。これが併殺打となった。「彼らは相手に与えることができるダメージは誰でも理解しているけど、それと同時に一歩も引きたくない。リーグでも最高の打者だからね」と振り返った。
「手強い打線。特に上位打線はね。リーグで最高レベルの打者が2人いる」と警戒していたエンゼルス打線に完封リレー。チームは地区最下位もポストシーズン圏内に3.5ゲーム差。メジャー3年目の26歳右腕は今季8度目の完封勝ちへ牽引した。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)