大谷翔平は「オーラが凄まじい」 全米ドラ1捕手がマスク越しに感じた衝撃

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

オリオールズ新星ラッチマンは投手・大谷との対戦も心待ち「どうやって打とうか」

 オリオールズの新星アドリー・ラッチマン捕手は9日(日本時間10日)、大谷翔平投手らエンゼルス打線の完封勝利を喜んだ。本拠地・エンゼルス戦に「6番・捕手」で先発出場し、5投手の完封リレーへ導いた。チームは2017年8月以来5年ぶりの7連勝。「僕たちは勝つことを考えているのではなく、いい野球をすることを考えている。チームとして戦って、出来るだけチームをまとめようとしているんだ」と胸を張った。

 トラウトと大谷翔平のMVPコンビを6打数無安打2四球に封じた。「アンビリーバブルな打者。対戦する時はかなり警戒しないと。なぜなら、(リードに)正解がない時もある。その中でも最善のプランを考え出さないといけない。驚異的な打者だから難しいよね」と語った。

 5月21日(同22日)の本拠地・レイズ戦でメジャーデビュー。打者・大谷とマスク越しに対峙するのは、この4連戦が初めてだ。大谷の話題には笑顔を浮かべて切り出した。

「打席に立つ時のオーラは凄まじいものがある。自信が伝わってくるし、スイングだったり、打撃に関係するあらゆることが素晴らしい。投手としてはまだ生で見たことはないけど、投打両方であのレベルのパフォーマンスができるなんて。どうやって打とうか、解決策を見つけようとしているところなんだ。とても感心させられるよ」

 2019年ドラフト1巡目(全体1位)でオリオールズ入りした大物新人。ジャイアンツを3度のワールドシリーズ制覇へ導き、昨季限りで現役引退したバスター・ポージー氏が憧れだ。メジャー生活については「楽しいね。素晴らしい人たちに囲まれて、本当に自分は幸運だと思う。驚きがある毎日だ」を目を輝かせていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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