千葉学芸、大会新82得点の“歴史的大勝” 1イニング7発&最多連続得点など記録ずくめ

大会記録を塗り替える51安打82得点で快勝した千葉学芸【写真:川村虎大】
大会記録を塗り替える51安打82得点で快勝した千葉学芸【写真:川村虎大】

1イニング最多得点、最多連続得点、1イニング最多本塁打を更新

 第104回全国高校野球選手権大会千葉大会の初戦が11日、長生の森野球場(茂原市)などで行われ、千葉学芸が51安打82得点17本塁打の猛攻でわせがくに82-0で勝利した。1イニング最多得点、最多連続得点、1イニング最多本塁打など、数々の記録を塗り替え、5回コールドで初戦突破した。

 千葉学芸は、初回に7番・齋藤健介内野手(3年)の2打席連続本塁打など大会新となる1イニング4本の本塁打を記録した。同じく大会新記録の1イニング32得点を挙げると、2回には1イニング7本塁打33得点で、初回に打ち立てた記録をすぐに塗り替えた。3回に9得点、4回に1得点、5回に7得点と加点。計17本のランニング本塁打が飛び出した。

 この試合で、2000年秋に市原八幡が市原園芸戦で記録した、県の1試合最多得点記録67、同年夏に磯辺が記録した1イニング最多得点23、最多連続得点19など、数多くの大会記録を大幅に更新した。

 過去には1998年の青森大会で東奥義塾が深浦(現・木造深浦)に122-0で勝利したという記録があるが、それに迫る歴史的大勝。昨春の千葉王者が圧倒的な強さを見せ、2回戦にコマを進めた。

【実際の写真】初回に「32」、2回は「33」… 大会記録を連発した千葉学芸-わせがくのスコアボード

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