大谷翔平、2年連続MVPは「どう考えてもそうなる」 溺愛アナリストが確信する2つの理由

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ベン・バーランダー氏が熱弁「勝っているのは翔平が登板するときだけ」

 エンゼルスの大谷翔平投手を“溺愛”するアナリストとして知られるベン・バーランダー氏が、自身がホストを務めるポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」でエンゼルス・大谷翔平投手の2年連続MVPを“激推し”した。(数字は日本時間13日試合前時点)

「大谷翔平はやはりMVPにふさわしい。なぜ改めて主張したいかというと、まだ分かっていない人がいるから。『翔平じゃない』という人は間違っていると言いたい。歴史上、こんな選手は存在しなかったんだ。1つの登録枠が最大の価値を呼んでいる」

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ、アストロズのヨルダン・アルバレスも候補に名前を挙げながらも、揺るぎない自信で大谷を主張したバーランダー氏。「MVPの議論においては、勝っていないチームから選ばれるのはおかしいという指摘があるが、そんな人たちも納得させられる」として2つの理由を挙げた。

 1つは「エンゼルスが勝っているのは翔平が登板するときだけ」であること。過去5度の先発で5勝0敗、そのほかの試合で6勝23敗なことから「誰がチームに価値をもたらしているかは明らかだ。だって彼が先発する日しか勝てないんだから」。さらに「ジャッジがヤンキースにいなくても、ヤンキースはプレーオフに行くだろう。ジャッジがエンゼルスにいたとしても、翔平がいなければ、やはりエンゼルスはプレーオフチームではない。つまり勝っていないチームだからといって、その選手の価値が下がるわけではない」と主張した。

 もう1つは「WAR」の数字だ。大谷は4.4、アルバレスは4.2、ラファエル・デバースは4.0で、ジャッジはトップ10に入っていない。このことから「投打の価値を数字で評価しようとするなら、投手と野手を合わせる数字は1つはWARだけ。そこから投打の価値を知ることができる。その数字で判断するなら、彼(大谷)はほかの候補者の中でトップだ」とキッパリ。「その数字を比較できないという人もいるけれど、やはり翔平がMVPだろう。諦めてくれ、どう考えてもそういう結論になる」と繰り返し、2年連続の栄冠に自信をみなぎらせていた。

(Full-Count編集部)

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