エンゼルス“大谷登板以外”12連敗 監督代行は自虐「いい打撃できていないチーム」
カーショーに7回まで完全投球許す…ネビン代行「脱帽するしかない」
■ドジャース 9ー1 エンゼルス(日本時間16日・アナハイム)
エンゼルスは15日(日本時間16日)、本拠地でのドジャース戦に1-9で敗れ、2連敗となった。相手先発のクレイトン・カーショーに7回まで完全投球を許す“惨敗”。試合後、フィル・ネビン監督代行は「あまりいい打撃ができていないチームに対して、いい投球をしていた」と自虐気味に左腕を称えた。
サイ・ヤング賞3度の左腕に手も足も出なかった。「2番・指名打者」で出場した大谷翔平投手も。4打数無安打2三振。2試合ぶりの無安打に終わった。8回先頭のレンヒーフォが意地の“完全阻止打”を放ち、9回にはマーシュがドジャース2番手モロンタからソロ。ゼロ封負けは逃れたが、大谷が登板した試合を除くと12連敗となった。
ネビン監督代行は、カーショーについて「彼は将来殿堂入りする選手。今日のような投球をされると、脱帽するしかない」とお手上げの様子。大砲トラウトが3試合連続でスタメンから外れ、頼みの大谷にも快音なし。もはや為す術もない状況で、指揮官は「試合の序盤から、彼が投げるいくつかの球が効果的だったのが伝わってきた」と語った。
(Full-Count編集部)