NY2球団、大谷翔平獲りの可能性は？　地元記者「必要なら傘下の選手全て差し出す」

ジローリ氏「彼のような才能を持つ選手を加えれば大いに有利に」

　去就が注目されるエンゼルスの大谷翔平投手について、ニューヨーク地元放送局「SNY」の番組「Baseball Night in NY」が「もしエンゼルスがオオタニをトレード市場に出したら、メッツまたはヤンキースは傘下の有望株全部を差し出してでもオオタニを獲りに行くべきでしょうか」と質問。地元球団の2人の記者は即答で「獲りに行くべき」などと答えた。

　司会者は「トレード期限まで数週間。エンゼルスは今年もどうにもならない状態で、オオタニを支配下に置けるのは来年まで」と説明し、大谷獲りの可能性を問いかけた。

　ジ・アスレチックのMLBシニアライター、SNY解説者のブリット・ジローリ氏は「ええ、もちろん。だって打者と投手両方を手に入れることができるのですから。なんてすばらしい取引でしょう」と即答。さらに「必要なら、傘下の選手を全て差し出すべきです。なぜなら、メッツとヤンキースは今勝つことが求められているチームだから。それに、想像してみてください。彼のような才能を持つ選手を加えれば、チームは大いに有利になります。当然、獲りにいくべきです」と力を込めた。

　また、SNYへの情報提供者であるジョン・ジャストレムスキー氏も「ああ、1000％獲りに行く」とキッパリ。「試合の流れを変える選手、違いをもたらす選手なんだから。投手として、打者としても貢献してくれるし、観客動員数も上がる。（来年）契約最終年に入っていくというのに、エンゼルスはあまりに多くのことでしくじってきた。トラウトとオオタニがそろって全盛期を迎えている中で彼を手放すなんて絶対ダメだと思うが、もしトレード市場に出たなら、イエス、問い合わせをするべきだね」と大谷の力を絶賛した。

「オオタニが東海岸に来て、メッツやヤンキースに入ってくれて、彼が毎晩勝つのを見ることができたら最高ですね」と胸を高鳴らせた司会者。トレード期限が迫り、大谷の周辺は騒がしくなるばかりだ。

（Full-Count編集部）