“大谷しか勝たん”続くエンゼルス… 借金14折り返しに監督代行「簡単ではない」
17日のドジャース戦にも大敗、大谷は4打数2安打
■ドジャース 7ー1 エンゼルス(日本時間17日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたドジャース戦に「2番・DH」で出場し4打数2安打。チームは1-7で大敗し3連敗。前半最終戦を飾ることはできなかった。借金が14にふくらんだ試合後フィル・ネビン監督代行は後半戦への展望を語った。
大谷は初回の打席で遊飛、三回の打席は一塁フライを打ち上げたものの敵失で塁に生きた。6回、8回と右前打を連ね、打率.258で前半戦を終えた。
今後は球宴を挟んだのち、22日(同23日)にアトランタで行われるブレーブス戦で後半戦に突入する。ネビン代行は「木曜日の午前中に集まって、少し体を動かして飛行機でアトランタに向かう。そこで後半戦にどう戦っていくか話し合う。本当にいいチームとまた戦うのは、簡単なことではない」と、地区首位のアストロズから21ゲーム差をつけられたチームの再浮上に知恵を絞る。
続けて「(後半戦再開まで)5日間休みがある。少しの間(試合から)離れることで、助けになる選手もいることだろう」と、選手個々のコンディション改善に期待していた。
また、マイク・トラウト外野手が試合直前になって先発出場を取りやめたことについて「試合の15~20分前に連絡を受けた。彼はケージで打撃練習中に(痛みが)再発した。だから試合出場が難しくなった」と説明した。トラウトは12日(同13日)のアストロズ戦で背中上部の違和感を訴え、この日「2番・中堅」で4試合ぶりに先発復帰の予定だった。
(Full-Count編集部)