大谷翔平「すごい野球を楽しめている」 前半戦9勝&123K、投手成績“爆上げ”の理由

球宴前日の会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
球宴前日の会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

9勝&19HRを記録した前半戦を総括「安定して試合に出られているのが一番いいこと」

 エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、19日(同20日)のオールスター戦前に報道陣の取材に応じ、前半戦を総括した。投手では15試合登板して9勝4敗、防御率2.38。4勝1敗、防御率3.49だった昨季から飛躍的に成績を向上させた。「不安なく腕が振れる。すごい自分としても野球を楽しめている」と充実した表情を浮かべた。

 大谷は2018年オフに右肘のトミー・ジョン手術を受け、2019年は打者に専念。2020年にマウンド復帰し、昨季は9勝2敗、防御率3.18をマーク。それでも昨季中に「まだリハビリ段階」と話していた。手術から3年目。87回を投げて123奪三振、22四球とキャリア最高を予感させるシーズンを送っている。

「やっぱりどこか痛いところがあると、なかなか100%試合に集中できる部分がなくなってしまうので。そういうのがないのが今のところ楽しくプレーできている要因かなと思います」

「自分が思っている通りに腕が振れているか、体を動かせているかでコマンド力も変わってくる。それができていることで、よりゾーン、コーナーで勝負できる場面が増えているかなと思います」

「もうちょっとできたんじゃないかなと思う試合も」

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