現役最強打者トラウトが語る投手・大谷翔平 「今まで見たことがない」進化の跡

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

トラウト「スピード差が信じられない」

 エンゼルス大谷翔平投手は今季前半、投手として15登板で9勝4敗、防御率2.38をマーク。87回で123奪三振と奪三振率12.72を誇り、6月9日(日本時間10日)のレッドソックス戦から6連勝中だ。僚友のマイク・トラウト外野手は連勝中の投球について「あんなことは今まで見たことがない」と称賛している。

 メジャーリーグベースボール選手協会のスペシャルアドバイザーを務めるジェリー・クラスニック氏は自身のツイッターに、トラウトのインタビュー動画を投稿した。その中でトラウトは“投手・大谷”について解説。「ショウヘイが何をやってももう驚かないよ。だけどここ最近の6~7先発でマウンドでやっていることは……あんなことは今まで見たことがない。彼はこれまで投げたことがないような球種を加えたり、(即興で)いろいろと作り出したりしている」と熱っぽく語っている。

 全て白星を手にしている直近6登板の成績は39回2/3を投げて20安打58奪三振、防御率0.45と圧倒的な成績。101マイル(約162.5キロ)の速球から67マイル(約107.8キロ)のカーブを駆使する投球は「スピード差が信じられない」とトラウトは指摘する。

 さらに「ストライクを多く投げられ修正もできる。スライダーが良くなければスプリットを投げる。そのような武器を持つには特別な才能が必要だ。(大谷がすることに)何も驚かないよ。毎晩何かが起きている」とも。投手としても進化を続ける大谷に称賛の言葉を並べた。

(Full-Count編集部)

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