大谷翔平、スポーツ界のアカデミー賞で“2冠” 日本人初「男性最優秀選手賞」の快挙
男性最優秀選手賞を初受賞&MLB最優秀選手賞は2年連続2度目
エンゼルスの大谷翔平投手が20日(日本時間21日)、米スポーツ局ESPNが主催するスポーツ界の年間表彰となる「ESPY賞」で「男性最優秀選手賞」と「MLB最優秀選手賞」の“2冠”に輝いた。米4大ネットワークのABCで全米放送された。
大谷は「男性最優秀選手賞」を日本人初受賞した。NBAのステフィン・カリー、NFLのアーロン・ロジャース、NHLのコナー・マクデビッドを抑えての選出。米老舗メディア「スポーティング・ニュース」によると、野球界からは1999年マーク・マグワイア以来、23年ぶり5人目の快挙となった。
英語でビデオメッセージを寄せ「候補者の皆さま、おめでとうございます。皆さんと同じ部門の候補になれたことを光栄に思います。皆さんは最高の選手です。感謝します。全てを楽しんでください、そしてアフターパーティも楽しんでください」と喜びを口にした。
「MLB最優秀選手賞」は、ヤンキースのアーロン・ジャッジらが候補入りしていたが、昨年に続いて2年連続2度目の受賞となった。
米スポーツ局ESPNが1993年に創設したESPY(Excellence in Sports Performance Yearly Award)は、スポーツ界で目覚ましい活躍を見せた選手やチーム、パフォーマンスなどに贈られ、スポーツ界のアカデミー賞やグラミー賞とも称される。日本勢では2021年に大坂なおみが「女性最優秀選手賞」を受賞している。