大谷翔平のトレードは「ありえない話ではない」 期限迫る中…MLB公式が候補に選出
ナショナルズのソトは「久しぶりの大物選手になる可能性」
MLBはオールスターが終わり、21日(日本時間22日)から後半戦に突入する。2023年オフにFAを迎えるエンゼルス・大谷翔平投手がトレードとなるのかどうか、米メディアでもさまざまな議論が交わされているが、MLB公式サイトは「期限前にトレードの可能性があるのはどのオールスター選手?」として大谷を含めた10人のスター選手の名前を挙げた。
8月2日(同3日)のトレード期限も迫ってきた中、大谷について同サイトは「一見、エンゼルスが大谷をトレードするという考えはバカげているように思える。投打両方でオールスター級の活躍をしているおかげで、MLBで最も貴重な選手であることに疑いの余地はほとんどないが、オオタニはFA権まであと1年しかない。(トレードすれば)エンゼルスに大量の有望株をもたらしてくれるエンゼルスが改善できる分野の多さを思えば、(トレードは)全くありえない話ではない」と状況を説明した。
またナショナルズからの15年総額4億4000万ドル(約610億円)の契約延長オファーを拒否したと報じられている右翼手フアン・ソトの名前も。「今年のオールスターゲームで最も話題に上がった選手で、トレード市場に出る選手の中では久しぶりの大物選手になる可能性。ソトがFA権を得るのは2024年オフで、マイク・リゾGMは6月上旬の段階ではオールスター(のソト)をトレードしないと宣言しているが、市場に出る可能性がある。8月2日までにトレードされなければ、オフの主要なトレード候補になるだろう」とトレードの可能性は大きいようだ。
ほかには、パイレーツのデビッド・ベッドナー、ロイヤルズのアンドリュー・べニンテンディ、レッズのルイス・カスティーヨ、オリオールズのホルヘ・ロペス、ジャイアンツのジョク・ピーダーソンとカルロス・ロドンの名前が挙がった。
さらに7月中にトレードの可能性が最も高いとされたのが、カブスのイアン・ハップとウィルソン・コントレラス。コントレラスは「トレードになったら、そのときはそのとき。そうなれば他チームに行って野球を続けなければならない。勝つ意欲があって、ワールドシリーズ進出を狙うために僕が欲しいというチームにトレードされることを願うよ」と話したことを同サイトは伝えた。トレード期限までに、各球団はどんな動きを見せるのだろうか。
(Full-Count編集部)