「侮辱的ではなかった」 オリ吉田正、雄叫びガッツにも冷静に対応した“主砲の風格”
6回の第3打席で同点に追いつく11号2ラン
■オリックス 4ー3 日本ハム(21日・京セラドーム)
オリックスは21日に行われた日本ハム戦に4-3で勝利し、6月8日以来の勝率5割に復帰。主砲の吉田正が放った2戦連発となる11号2ランが呼び水となり、6回に一挙4得点で逆転勝ち。直前の打席では相手投手が雄叫びを上げるガッツポーズを見せたが「感情豊かな投手ですから」と冷静さを失わなかった。
頼れる4番の一振りが逆転劇の合図だった。2点を追う6回。1死一塁で迎えた第3打席でポンセが投じた外角高めの145キロ直球を強振。打球は左翼席へ飛び込む同点に追いつく11号2ランとなった。その後も二、三塁の好機を作ると、紅林の三ゴロが悪送球を誘い一気に2人の走者が生還。逆転に成功した。
今シーズン初めてとなる逆方向への一発に「どの方向にでも強く打てば良い打球いくと感じていたので。コースなりに角度がついた。あっちにも大きいのが打てれば、相手の攻め方も変わってくる」と胸を張った。