大谷翔平が世界一球団へ? 解説者“大胆予想”にファン「来れば連覇確定」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

3度の球宴選出を誇る元MLB投手プリーサック氏がトレード移籍断言

 2023年オフでFAとなるエンゼルス・大谷翔平投手の去就が注目されている。MLBネットワーク公式ツイッターは、MLBネットワークの番組「MLBトゥナイト」に出演した解説者ダン・プリーサック氏の大谷についての大胆予想を公開。3度のオールスター選出を誇り、通算158セーブの元MLB投手は「オオタニはトレード期限までに移籍する」と断言し、移籍先にブレーブスを挙げた。

 22日(日本時間23日)から始まる後半戦で、さらなる二刀流での躍進が期待される大谷は、グラウンドを離れても話題の中心だ。ブリーサック氏の“爆弾発言”に司会者は「え? なんだって?」と驚き。すると発言の根拠を語りだした。

「(大谷のトレードでエンゼルスは)年俸総額に余裕が生まれる。レンドン、トラウト、そしてオオタニの3人が残れば、今後エンゼルスがそれだけの額を支払えるか私には分からない。私が提案するのは、ブレーブスとのトレードだ」

 昨季の世界一球団を推す理由として「ブレーブスは傘下の有望選手が豊富。エンゼルスはオオタニと引き換えに有望な若手投手を獲得できる」としている。「ブレーブスの先発陣はモートンが苦戦していて、アンダーソンも昨季と比べていまひとつ。フリードとストライダーの後に、オオタニをローテに加えれば、要注意だ。無理を言っているのは分かっているが……。オオタニはブレーブスに移籍する」と最後まで力強く言った。

 スタジオは「オオタニを出すならブレーブスの傘下2A全員をもらうべきですよ」と笑いに包まれたが、ファンは「傘下全員とオスーナを交換要員に」「これが実現したら、今世紀最大の強奪だね」「大胆とも言えるが、不可能とも言える。でも夢見るのは自由」「オオタニをトレードで獲得したら、ブレーブス連覇は確実」と妄想を繰り広げた。

 プリーサック氏のこの発言は米全国紙「USAトゥデイ」が展開するスポーツサイト「For the Win」でも取り上げられた。ブレーブスのアンソポロスGMは、昨季ロナルド・アクーニャJr.が7月に故障離脱を余儀なくされた際、故障明けのホルヘ・ソレア、ジョク・ピーダーソン、アダム・デュバル、エディ・ロサリオらを獲得。シーズン中に外野を立て直したことで、この4人全員が、1995年以来のワールドシリーズ制覇に貢献している。

 ブレーブスには8年1億ドル(約138億円)のアクーニャJr.や、3月にアスレチックスからトレード加入し8年1億6800万ドル(約231億円)で契約延長したマット・オルソンらがおり、現在56勝38敗でナ・リーグ東地区2位につけている。期限が着々と迫る中、大谷は“魔法のようなトレード”で世界一軍団の仲間入りをすることはあるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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