大谷翔平、メジャー最速163キロ 2回得点圏のピンチも…160キロ超の剛速球連発で無失点
敵地・ブレーブス戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場
■ブレーブス ー エンゼルス(日本時間23日・アトランタ)
エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、後半戦初戦となる敵地・ブレーブス戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場した。2回のピンチでメジャー自己最速101.2キロ(約162.9キロ)を記録した。5回まで9奪三振、1安打無失点に抑えている。
メジャー自己最速の剛速球は2回2死三塁。オズナへの5球目だった。真ん中高めへのフォーシームは101.2マイルを記録した。結果はファウルだったが、これまで最速だった101.1マイル(約162.7キロ)を0.1マイル更新した。このピンチはスプリットで三ゴロで切り抜けた。
初回は先頭・アクーニャJr.を3球三振。続くスワンソンはスライダーで空振り三振、オルソンは力のない左飛に仕留めた。2回は先頭・ライリーに左翼線二塁打を許したものの、ここでギアチェンジ。160キロを超えるフォーシームを連発させて無失点。2回無死二塁から12者連続アウトを奪った。
勝てば1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打に到達する。6月22日(同23日)の本拠地・ロイヤルズ戦から4試合連続2桁奪三振をマーク。5試合連続2桁奪三振となれば、1995年野茂英雄(ドジャース)を超えて日本投手最長となる。チームは3連敗中で、今季6度目の連敗ストッパーの期待がかかる。