大谷翔平は「途方もない存在」 初対戦に敵軍選手もワクワク「常軌を逸している」

7回途中6失点で5敗目を喫したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
7回途中6失点で5敗目を喫したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷はメジャー5年目でブレーブスと初対戦、黒星も6回まで無失点投球

■ブレーブス 8ー1 エンゼルス(日本時間23日・アトランタ)

 エンゼルス大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、敵地で行われたブレーブス戦に先発し、6回1/3を被安打6安打11奪三振1四球6失点で今季5敗目(9勝)を喫した。7回に5安打2発を集中されて降板となったが、6回まで1安打無失点で日本投手では初となる5試合連続2桁奪三振もマークした。アトランタに初見参した二刀流に敵地放送局も興味津々の様子で、試合前も大谷に関する話題で持ちきりだった。

 地元放送局「FOX5アトランタ」のレポーター、ケリー・プライスさんが公式ツイッターに投稿した動画では、試合前にブレーブスの多くの選手が大谷について語っている。今季11勝を挙げている右腕カイル・ライト投手は「彼がどれだけ見事でどれだけ途方もない存在なのか、僕はまだきちんと理解しきれていないかもしれない。でも、生で見ることができるだけでも粋だよね。ワクワクするよ」と述べた。

「9番・中堅」で出場し、大谷に対して2打席2三振だったマイケル・ハリス2世は高校時代二刀流だった。「彼がここまでしてきたことは途方もない。僕が自分でしたいと夢見てきたことだ。今日対戦できるっていうのは、ちょっと常軌を逸しているよね」と胸を躍らせていた。

 また、ブレーブスの放送局「バリースポーツ・サウス」でも試合前から大谷の話題で持ちきり。公式ツイッターに投稿された動画によると、メジャー通算1454安打&184本塁打をマークした解説者のブライアン・ジョーダン氏は「彼はMLB界のレブロン・ジェームズ。万人に愛されてる。見ていてワクワクする」と述べ、通算109勝を挙げたポール・バード氏は「オオタニを見るのが待ち遠しい。ものすごい投手であるうえに、パワーも球界1」と称賛。誰もが大谷に注目していた。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY