大谷翔平、次回登板で伝説の大投手に並ぶか 5試合連続2桁K続行中、奪三振王も

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ライアンは1972~73年に6戦連続、77年に球団記録の7戦連続2桁Kをマーク

■ブレーブス 8ー1 エンゼルス(日本時間23日・アトランタ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、敵地で行われたブレーブス戦に先発したが、6回1/3を6失点で今季5敗目(9勝)を喫した。しかし、11三振を奪い、日本投手最長の5試合連続2桁Kをマーク。今季奪三振数は134でリーグ5位となり、トップとは16差になった。しかも、奪三振率12.92はトップ。最多奪三振のタイトル獲得の可能性も出てきた。

 大谷はこの試合で今季投球回が93回1/3となり規定投球回に到達。防御率2.80で9位にランクインした。奪三振数はリーグ1位のディラン・シーズ(ホワイトソックス)の150と16差。一方、奪三振率はシーズの12.90を抑えて1位に君臨する。

 エンゼルスは6人ローテのため登板数は少なくなり、大谷は16試合でシーズは19試合での成績。その点では“不利”になるが、今後も三振の山を築いていけば決して夢ではないだろう。日本投手では過去に野茂英雄が1995年と2001年の2度、ダルビッシュ有が2013年にこのタイトルを手にしている。

 また、次の登板でも2桁奪三振を記録すれば、6試合連続。エンゼルスによれば、メジャー最多の5714奪三振を記録したノーラン・ライアンが1972年から73年にまたがって記録した球団2位記録に並ぶ。ちなみにライアンは、1977年に球団最長の7試合連続2桁奪三振をマークしている。次回登板でライアンの2位記録に並ぶか、そして今季のタイトル獲得に近づいていけるか。今後の投球からも目が離せない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY