球宴第1戦、清宮サヨナラ弾でMVP「狙っていました」 新庄監督に「やったぜ!」

日本ハム・清宮幸太郎【写真:荒川祐史】
日本ハム・清宮幸太郎【写真:荒川祐史】

9回2死“あと1球”から劇的弾「自分が一番びっくりしています」

■パ・リーグ 3ー2 セ・リーグ(26日・PayPayドーム)

「マイナビオールスターゲーム2022」の第1戦が26日にPayPayドームで行われ、同点の9回2死から日本ハムの清宮幸太郎内野手が左翼席へサヨナラ本塁打を放った。7回からレフトの守備に入って、途中出場していた清宮。7回の第1打席では四球を選び、9回に劇的な一発を放った。球宴でのサヨナラ本塁打は1986年の吉村禎章(巨人)以来36年ぶり7人目。全パの選手では1974年の高井保弘(阪急)48年ぶり2人目となった。

 この一発でMVPに輝いた清宮。試合後のヒーローインタビューでは「入ると思わなかったので、自分が一番びっくりしています。HRめちゃくちゃ狙っていました」と、笑顔を見せた。日本ハム・新庄剛志監督へどんな報告をするかと問われると「やったぜ」とコメントした。

 パ・リーグは2回に西武・山川穂高内野手が左翼席へ打球速度180キロの特大ソロを放ち、6回には2死満塁からオリックスの宗佑磨内野手が中前へ適時打を放って同点に追いついた。そして9回、2死走者なしの場面で打席に入った清宮は、広島・森下暢仁投手の1-2からの直球を捉え、左翼テラス席へ運んだ。笑顔でダイヤモンドを一周すると、ホームでチームメートからもみくちゃにされ祝福を受けた。

(Full-Count編集部)

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