大谷翔平、決勝21号は「デカい一発」 エ軍監督代行は手放し称賛「素晴らしかった」
決勝21号ソロを含む3出塁の活躍「デカい一発だった。彼は素晴らしかった」
■エンゼルス 6ー0 ロイヤルズ(日本時間27日・カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ロイヤルズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で先制21号ソロを放った。3試合ぶりの一発はそのまま決勝弾となり、フィル・ネビン監督代行は「デカい一発だった。彼は素晴らしかった」と賛辞の言葉を並べた。
豪快なムーンショットは、3回1死だった。初対戦の左腕ゼルパの外角フォーシームをバットに乗せ、バックスクリーンへ運んだ。打球速度109.6マイル(約176.4キロ)、飛距離420フィート(約128.0メートル)、33度だった。シーズン35発ペースとなった。
7回1死三塁でメジャー単独トップ8個目の申告敬遠で歩かされた。8回1死一塁でも四球を選び、同2死一、二塁で今季11個目の盗塁となる三盗を決めた。指揮官は「110マイルの打球を放ち、なんとかスタンドインした。一番深いところまで打球を飛ばしていた。その後に盗塁も決めた。我々は追加点を加えようとしていたから、(本塁打だけでなく盗塁も)いいプレーだった」と足でのチーム貢献も称えた。
前日25日(同26日)の3回に右太もも付近へ自打球が直撃。試合前につけていた白いサポーターは試合後はなかった。27日も指名打者として出場する予定。大谷が本塁打を放った試合の連敗も6でストップ。ここから波に乗っていきたいところだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)