大谷翔平「今はやっぱりエンゼルスにいる以上」 過熱する去就報道…チームに愛着も
「どこにいても何をやるかはもちろん変わらない」
■レンジャーズ 2ー0 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地・レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季6敗目を喫した。6回11奪三振8安打2失点と好投したが、自身初の10勝目と104年ぶり2桁勝利&2桁本塁打の偉業はお預け。試合後、米メディアからチームへの愛着を問われる場面があった。
大谷は勝てるチームを求めながらエンゼルスは地区4位と低迷。今季もポストシーズン争いに加われずにいる。2023年オフにFAを迎える二刀流の去就報道は過熱しているが、当の本人は淡々と思いを口にした。
「残りたいかどうか、というよりは、やることをやるしかないですし。どこにいても、何をやるかはもちろん変わらないので。今までお世話になったところもありますし、ファンの人ももちろん好きなので。今はやっぱりエンゼルスにいる以上、今日もそうでしたけど、1試合1試合を勝ちたいなという気持ちで。また明日もあるので、切り替えて頑張りたいなと思います」
トレード期限は8月2日(同3日)に迫っている。多くのメディア関係者は残留を予想しているが、サプライズの電撃移籍はあるのだろうか。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)