大谷、全力疾走&痛烈二塁打 復活に米メディアも“歓喜”!?「足首は問題ない」
3試合ぶり出場で不安払拭「156キロを打ったオオタニが129キロを二塁打に」
エンゼルスの大谷翔平投手が、復帰戦となった1日(日本時間2日)の本拠地オリオールズ戦で第2打席に左翼線への二塁打を放った。左足首捻挫から3試合ぶりに復帰した二刀流だが、第1打席では遊ゴロに倒れたものの、全力疾走を披露。まだ試合途中ながら、復活に米メディアも“歓喜”している。
エース右腕セベリーノから豪快な4号ソロを放った4月27日(同28日)のヤンキース戦の第2打席で左足首を捻挫し、途中交代していた大谷。その後の試合も欠場していたが、この日は「5番・DH」で3試合ぶりにスタメン出場した。
第1打席は2回1死走者なしで相手先発コブの外角低めのスプリットを引っ掛け二塁方向へのゴロ。“大谷シフト”で遊撃のマチャドがさばき、遊ゴロに倒れた。しかし、大谷は左足首をかばうことなく一塁へ全力疾走を見せ、不安を払拭した。
さらに、4回1死走者なしで迎えた第2打席は初球の80マイル(約129キロ)の外角カーブを捉え、強烈な打球で三塁線を破る二塁打。ここでは悠々と二塁ベースに到達した。6回の第3打席は一ゴロに倒れたが、全力疾走と痛烈なニ塁打を見た米メディアは二刀流の復活に歓迎の声を上げた。
MLB公式サイトのデビッド・アドラー記者はツイッターで「(1打席目の一塁までの走塁は)秒速29.1フィートだった。彼は以前よりも全く遅くなってはいない」と報告。さらに、米メディアに記事を寄稿するフリーランスのキム・スンミン記者は「97マイル(約156キロ)の内角への直球も打つことができるオオタニが、ちょうど今80マイル(約129キロ)の外角のカーブを捉え左翼線への二塁打にした」とツイート。セベリーノの97マイルの速球を叩いて4号ソロを放った打席と合わせて、大谷の高い能力を称えた。
また、米メディア「FOXスポーツ」の公式ツイッターは「ショウヘイ・オオタニの足首は問題ないようだ。4回に逆方向へ二塁打」と伝えている。
米国内でも1打席1打席が大きな注目を集めている二刀流。グラウンドで躍動する姿に安心しているのは、日本やエンゼルスのファンだけではない。
(Full-Count編集部)