大谷翔平に「打たせるわけがないだろう」 申告敬遠はリーグ最多…敵将「タフな相手」
1点を追う8回2死二塁、両リーグ最多10個目の申告敬遠で勝負を避けられた
■エンゼルス 9ー7 レンジャーズ(日本時間31日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地で行われたレンジャーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、3回に22号3ランを放つなど4打数1安打3打点1四球で連敗ストップに貢献した。1点を追う8回2死二塁は申告敬遠で勝負を避けられたが、レンジャーズのクリス・ウッドワード監督は「左対左の場面で、オオタニはタフな相手だったが、あの男に打たせるわけがないだろう」と振り返った。
同点機に両リーグ最多10個目の申告敬遠。本拠地には大ブーイングが響いた。投手は左腕・マーティンで、エンゼルスのフィル・ネビン監督代行も「(大谷が)最も素晴らしかったのは左投手から敬遠されたこと」と話していた。
またチェンジアップを完璧に捉えられて右中間スタンドへ運ばれた右腕グレン・オットーは「直球の制球が思い通りにいかなかった。オオタニへの球を含め、1、2球を捉えられて得点につながってしまっている」と反省した。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)