大谷翔平のトレード、マリナーズ&メッツは“撤退”か 期限まで2日…米メディア報道
エ軍時代に大谷獲得に尽力のメッツGMはここまでコメントなし
8月2日(日本時間3日)のトレード期限まで、いよいよあと2日。注目を集めるエンゼルスの大谷翔平投手について、マリナーズとメッツが獲得を断念したことを米メディアが伝えている。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」に寄稿する元ナショナルズGMのジム・ボウデン氏は、マリナーズのジェリー・ディポトGMの話として、マリナーズはナショナルズのフアン・ソト外野手と大谷の獲得について調査したものの、トレード成立は難しいと判断したという。
またニューヨークの放送局「SNY」は「メッツは、エンゼルスがオオタニをトレードすることを真剣に考えていない」との見出しでメッツの“撤退”を報じた。
「財政力があり志が高いチームならそうあるべきように、メッツは当然オオタニをトレードで獲得可能かどうかについて興味を持っている。しかし(エンゼルスに)問い合わせした後に、エンゼルスが二刀流のスーパースターを期限前にトレードすることについて真剣ではないとメッツは判断した。リーグ関係者が明かしている」とし、さらに「エンゼルスの幹部連中でさえ、シーズン中にオオタニをトレードする可能性は極めて低いと非公式に語っている。エンゼルスのフロントと精通している別の関係者が明かしている。その方針が変わる場合、勿論メッツは興味を抱くだろう。今年の冬に注目すべきことだと感じる」と見解を述べた。
エンゼルスのGM時代に大谷獲得にこぎつけたメッツのビリー・エプラーGMは、大谷獲得についてコメントをしていない。ソトと大谷の獲得は達成困難なことのように思える状況下で、エプラーGMとフロントオフィスは救援投手と指名打者の選択肢を追い求め続けている。ニューヨーク紙「ニューヨーク・ポスト」の情報では、エンゼルスは大谷放出の見返りとしてトップ有望株4選手を求めていると考えられている。
(Full-Count編集部)