大谷翔平の1試合2発は「素晴らしい」 7発で勝てず指揮官困惑「こんなの見たことない」
前夜に右腕の違和感で途中交代も「彼は問題なかった」
■アスレチックス 8ー7 エンゼルス(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・アスレチックス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、今季5度目の1試合2本塁打をマークした。初回に先制23号ソロを放つと、7回には24号ソロ。メジャー通算117本塁打とし、日本人歴代2位のイチローに並んだ。チームは球団記録に並ぶ1試合7本塁打をマークしたが、7-8で敗れて2連敗となったが、ネビン監督代行は「なかなかいい打撃ができていたと思う。ソロ本塁打7発と安打2本。間違いなく、こんなことは見たことがない」と称えた。
ド派手なアーチショーだった。大谷は初回にブラックバーンから先制23号ソロを放つと、7回には左腕スニードから24号ソロ。前夜に右腕の違和感を訴えて7回の打席で途中交代。ネビン監督代行は「前にも言ったように、彼は問題なかった。間違いなく今日は素晴らしかった」と大絶賛だった。
大谷、スズキ、ウォード、アデルと4回まで毎回ソロ本塁打。6回にウォルシュ、9回にシンダーガードとの交換トレードで加入したモニアックに移籍1号が飛び出したが、全てソロ本塁打というのが痛かった。指揮官は「いい打撃をしていたと思う。ただ、我々にとっていい結果にならなかった」と肩を落とした。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)