ジャッジが5試合ぶり44号 片手で軽々バックスクリーン、シーズン64本ペースに
「2番・右翼」で出場し、9回にソロ本塁打
■ヤンキース 9ー4 マリナーズ(日本時間9日・シアトル)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が5試合ぶりの一発となる44号本塁打を放った。8日(日本時間9日)に行われた敵地でのマリナーズ戦に「2番・右翼」で出場すると、9回の第4打席で久々のアーチをかけた。
初回の第1打席でライトへの二塁打を放って先制点に繋げたジャッジ。2回の第2打席は左飛、6回の第3打席は見逃し三振に倒れての9回の第4打席だった。左腕のボルッキが投じた外角のチェンジアップを捉えると、フォロースルーは左手1本。それでも軽々とバックスクリーンに届く驚異の一発となった。
1日(同2日)のマリナーズ戦で43号を放って以降、4試合続けて本塁打の出ていなかったジャッジ。5試合ぶりの一発で110試合目で44本塁打となり、シーズン64本塁打ペース。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、チーム110試合での44発は、2001年のバリー・ボンズと1921年のベーブ・ルース(ともに46本)、1998年のマーク・マグワイア(45本)に次ぐ史上4位タイの多さという。