俯いて「必死に笑いをこらえる山川」 無意識で空振りしかけた“奇襲”が「なんだこれ」
日本ハム・伊藤大海にファン「この一球で観客をわかせられる男」
■日本ハム 5ー3 西武(9日・札幌ドーム)
日本ハムの伊藤大海投手が9日、“奇襲ボール”でスタンドをどよめかせた。札幌ドームでの西武戦。山川に投じた“超遅球”はあまりにも届くまで時間がかかり、獅子の主砲も思わず突っ立って“無意識空振り”しかける事態に。ファンは「必死に笑いをこらえる山川の表情がいいですね~!」「スイング取られそうで少しヒヤヒヤした笑」と注目している。
1点リードの4回2死走者なしで、山川への初球に投じたスローカーブは外角に外れた。もちろん場内のスピードガンでは計測不能。山川はボールがミットに届く前に構えを解き、突っ立った状態になった。バットの先端をだらんと落としたが、スイングになりかける事態に。ボールの判定だったが、冷や汗をかいたファンもいたようだった。
山川自身も俯き、フーっと息を吐いて仕切り直し。この対戦は6球目の直球で中飛だった。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeでは、自力で球速を算出。52.6キロだったという。球界屈指の主砲も笑いかけた一球に、ファンからは「ボール来るまで時間かかり過ぎてハーフスイングしかけてる」「なんだこれは……。たまげたなあ」「この一球で観客をわかせられる男」などとコメントが寄せられていた。