大谷翔平は「また素晴らしいマイルストーン」 104年ぶり偉業&118号弾を監督代行絶賛
ネビン監督代行「毎日見ていることを当たり前と思ってはいけない」
■エンゼルス 5ー1 アスレチックス(日本時間10日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地でのアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場し、6回無失点でメジャー自身初の10勝目をマークした。両リーグでは、1918年のベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来104年ぶりの“2桁勝利&2桁本塁打”を達成した二刀流に、フィル・ネビン監督代行は「私たちが毎日見ていることを当たり前のことと思ってはいけない。関わることができているのはとてもクールなことだよ」と称えた。
1点リードの3回に、ラウレアーノの打球速度101.8マイル(約163.8キロ)のピッチャー返しが左足を直撃するアクシデント。それでも痛みをこらえて6回まで投げ切った。指揮官は「非常にいい投球をしていた。安定していた。彼は足が少し痛くなってきたと伝えてきた。だから大事を取って交代させた」と説明。ただ、大事には至らなかったようで「彼は大丈夫だ。念のため受けさせたレントゲン検査は陰性だった。彼は問題ない。明日もプレーするよ」と話した。
打っては7回に5試合ぶりとなる25号ソロ。メジャー通算118本塁打とし、イチロー氏を抜いて日本選手歴代単独2位に浮上した。「彼はいつでも何か特別なことをしているように感じる。また素晴らしいマイルストーンだ」と称賛した。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)