明徳義塾・馬淵監督、7年ぶり2度目の初戦敗退に嘆き節「やっぱり過信」「監督の差」

明徳義塾・馬淵史郎監督【写真:共同通信社】
明徳義塾・馬淵史郎監督【写真:共同通信社】

九州国際大付・香西の巧みな投球術の前に1得点に終わる

 第104回全国高校野球選手権大会は11日、大会第6日目の第3試合で明徳義塾(高知)が1-2で九州国際大付(福岡)に敗れ初戦敗退。試合後、馬淵史郎監督は「やっぱり過信でしょうね。甲子園の難しいところ」と悔やんでいた。

 明徳義塾は3回に1死二塁から1番・井上航輝外野手(3年)が中前適時打を放ち先取点を奪う。だが、その裏に1点を返され同点に追いつかれると、4回には無死二塁のピンチでセーフティバントと送球ミスが重なり勝ち越し点を献上した。

 打線は相手左腕・香西一希投手(3年)の巧みな投球術の前に1点を奪うのがやっとだった。夏の甲子園では2015年以来、7年ぶり2度目の初戦敗退となった馬淵監督は「なかなか自分たちのバッティングができなかった」と語った。

 相手左腕の香西については「高校野球の見本になるような投手。140キロ投げてもねぇ。逆にうちは140キロ投げてくれたら打ちやすい。やっぱり、どっちも練習しておかないといけない」と称えた。

 僅差で敗れ「打線も上向きになってきて、吉村の失点もある程度、期待できる。やっぱり過信でしょうね。甲子園の難しいところ。苦しい試合を終盤でものにして上にいけないと、甲子園ではなかなか勝てない。監督の差でしょう、1点差のゲームは」と振り返っていた。

(Full-Count編集部)

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