初戦敗退の智弁和歌山・中谷監督「僕の責任、判断ミス」 夏連覇ならず「指導不足」

智弁和歌山・中谷仁監督【写真:市川いずみ】
智弁和歌山・中谷仁監督【写真:市川いずみ】

試合前日まで迷った先発「6回で継投も考えたが…」

 第104回全国高校高校野球選手権大会第8日が13日、阪神甲子園球場で行われ、第3試合で昨年覇者の智弁和歌山が国学院栃木に3-5で敗れ、2年連続優勝はならなかった。初戦での敗退に、中谷仁監督は「指導不足。狙い球の徹底など、僕の責任だと感じています」と振り返った。

 初回に2点を先制されるも、2回にタイムリーとスクイズですぐさま追いつき、6回に内野ゴロの間に1点を挙げて勝ち越した。しかし、その裏に先発の武元一輝投手(3年)が4連打を浴びて逆転された。さらに8回に2番手・塩路柊季投手(3年)がソロ本塁打を浴び、万事休した。

 中谷監督は武元を先発させたことに「昨日(12日)の練習終了までどちらでいくか非常に迷っていましたが、武元を先発で行って、塩路で締めてくれたらと」と明かす。結果的に武元は5回1/3を投げて9安打4失点。「立ち上がりで失点してしまったし、僕の判断ミスで6回で継投も考えたが、失点を重ねてしまったかな」と自らを責めていた。

(Full-Count編集部)

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