今季最多の観衆の前で京セラ初勝利 オリ金子「こういう日は勝たないと」
福留に特大の先制弾浴びるも 「完璧に打たれたので、切り替えることができた」
オリックスのエース右腕・金子千尋が13日、本拠地での阪神戦で7回1失点と好投。15点を奪った打線の大量援護もあり、余裕の投球で今季2勝目を挙げた。
「本当にたくさんのお客さんが来てくれて、こういう日は勝たないといけない」。今季、京セラドーム最多となる3万6154人の大観衆が昨季の沢村賞右腕に視線を注ぐ中、「いい形で投げられた」と3回まで1安打投球。順調に立ち上がる。
しかし、4回、先頭のゴメスを見逃し三振に切って取った直後だった。続く福留に対する2球目、144キロの直球が甘く入ったところを完璧に捉えられ、打球はライトスタンド上段へ。先制を許した。
ただ、その特大の一発も「先制されてしまったのが反省点。でも、本当に完璧に打たれたホームランなので、気持ちを切り替えることができた」と、尾を引かず。後続を抑えると、エースを援護すべく打線が奮起した。