近江・山田、準々決勝で激突の通算66発男・浅野に闘志「対戦を楽しみたい」

近江・山田陽翔【写真:上野明洸】
近江・山田陽翔【写真:上野明洸】

松坂超えの98奪三振に「本当に偉大な方々の記録を超えたのは嬉しい」

 第104回全国高校野球選手権大会は15日、大会第10日目の第4試合で近江(滋賀)が7-1で海星(長崎)を下し2年連続の8強入りを果たした。準々決勝ではプロ注目の浅野翔吾外野手(3年)を擁する高松商との対戦が決定。4番・エースの山田陽翔投手(3年)は「甲子園の舞台でしか対戦できない選手。対戦を楽しみたい」と意気込みを口にした。

 高校通算66本塁打を誇る今大会屈指の強打者との対戦が決まり心は高ぶった。この日、7回4安打1失点の好投、打っても満塁ホームランを放ち投打で大活躍を見せた山田は「素晴らしい選手だと思う。甲子園の舞台でしか対戦できない選手。対戦を楽しみたい。レベルの高い選手と対戦できること、学べるところもあるので吸収したい」と笑顔を見せた。

 また、甲子園では通算98三振を奪い横浜高・松坂大輔氏(元西武)を抜いて歴代単独9位に浮上したが「本当に偉大な方々の記録を超えたのは嬉しい。実感は沸かないが沢山の方々のおかげだと思う」と、感謝の言葉を口にしていた。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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