大谷翔平の魔球スプリット 敵将はお手上げ「投げると言ってくれても打たない」
サービス監督「もし投げるよと言ってくれてもスイングしないだろう」
■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間16日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場する。マリナーズのスコット・サービス監督は「リーグでも有数の投手だ。彼のボールを操作する力、変化球のスピードを変化させる能力はとてもユニークだ。だから彼を打つのは難しい。右打者にとっても左打者にとっても手強い相手だ」と警戒した。
大谷のスプリットは来ると分かっていても打たないという。「もし投げるよと言ってくれても、私はスイングしないだろうね。打つのが非常に難しいから。残念ながら、彼は何を投げるのか教えてくれはしない」とお手上げだった。
投手・大谷は今後、中5日で回る予定。ここまで投球回数は111回。残り9登板で平均5回2/3を投げれば、シーズン規定投球回(162)をクリアする。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)